今回は、FXのテクニカル分析の中でも有名なエリオット波動理論について解説していきます。
波動理論と聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、重要なポイントだけを押さえればトレードに活用できます。
初心者の方でも理解しやすいように、1波や3波の見つけ方を中心にお伝えします！
エリオット波動理論とは？
エリオット波動理論は、ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱したテクニカル分析の一つです。
この理論では、相場の価格変動には一定のパターンがあり、それを波として捉えることができると考えられています。
エリオット波動理論には、基本的な3つのルールがあります。
4波は1波の高値を下回らない
2波は1波のスタート地点を下回らない
3波は1波・3波・5波の中で最も大きくなる
この中でも特に重要なのが、3波が一番大きく伸びるという点です。
エリオット波動の基本構成
エリオット波動は、大きく分けて**上昇5波（推進波）と下降3波（調整波）**の2つのフェーズで構成されます。
推進5波（上昇）：1波 → 2波 → 3波 → 4波 → 5波
調整3波（下降）：A波 → B波 → C波
中でも、3波は最も勢いが強く、価格が大きく伸びやすいポイントです。この波を捉えられれば、トレードで大きな利益を狙うことができます。
しかし、実際のチャートでどこが1波なのか、3波なのかを見極めるのは難しいですよね。そこで役立つのがダウ理論です！
1波や3波を見つけるにはダウ理論を活用！
エリオット波動の1波や3波を正確に見つけるには、ダウ理論の基本ルールを理解することが重要です。
ダウ理論を使った1波・3波の見つけ方
下降トレンド中に、高値（戻り高値）を超えたら1波発生（トレンド転換のサイン）
その後、一旦押し目をつけて2波が形成される
2波の戻り高値を上抜けると、強い3波が発生（上昇トレンド確定）
つまり、3波は「ダウ理論におけるトレンドの発生地点」でもあるため、最も伸びやすい波というわけです！
この3波を狙ってトレードすれば、利益を大きく伸ばせるチャンスになります。
エリオット波動の波の引き方
「1波や3波を見つける方法はわかったけど、実際にチャートで波をどうやって引けばいいの？」と悩む方もいるでしょう。
もし、
「どこに波を引けばいいかわからない…」
「正しい波の引き方を知りたい…」
と感じているなら、チャート上でほぼ誰でも同じように波を引ける方法を知るのがおすすめです。
（※詳しい波の引き方については、別の記事で解説していますので、そちらもチェックしてみてください！）
まとめ
今回は、エリオット波動理論の基本と、1波や3波の見つけ方について解説しました。
✔ エリオット波動は、上昇5波と下降3波で構成される
✔ 3波が最も大きく伸びやすい波である
✔ ダウ理論を活用すれば1波や3波を見つけやすくなる
✔ 3波でエントリーできれば、効率的に利益を狙える！
相場にはさまざまなテクニカル分析がありますが、意識すべきポイントは共通しています。
今回紹介したエリオット波動理論を活用し、優位性の高いトレードを目指しましょう！
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